十二支守り本尊の大本山成田山仙台分院インスタグラム

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卯(う)年の守り本尊

十二支守り本尊 卯(う)年の守り本尊

卯(う)年の守り本尊

 卯年生まれの守護仏は、文殊菩薩(もんじゅぼさつ)です。
御仏の姿は、頭髪を五けいにして五智の宝冠を戴き右手に五智の利剣を持ち、左手に書巻を執って蓮華の上に座したり、獅子に乗っている像に作られています。

文殊菩薩
文殊菩薩梵字

文殊菩薩梵字

文殊菩薩の主なご利益
 「三人よれば文殊の知恵」といわれるように、世の根本を司る知恵、福徳を授けてくれる御仏で、文殊菩薩は普賢菩薩とともに釈迦如来の脇侍として欠くことのできない釈迦三尊像の一つの菩薩となっています。
文殊菩薩の特徴
「文殊の知恵」の異名どおり知恵すなわち般若を司る一方諸仏菩薩の母とも考えられました。 文殊菩薩で名高いのは、奈良県桜井市の安倍文殊院、京都府天の橋立の知恩寺、山形県亀岡の文殊院、奈良の興福寺・法隆寺・西大寺のものです。
 守り本尊は文殊師利菩薩(もんじゅしゅりぼさつ)の略で、菩薩の一尊。けがれのない仏の智慧を表わす。舎衛国のバラモンに生まれた実在の人物だそうです。
 けがれのない仏の智慧を司る菩薩とされます。「維摩経」には、維摩居士に問答でかなう者がなかった時、居士の病床を釈迦の代理として見舞った文殊菩薩のみが対等に問答を交えたと記され、知恵の菩薩としての性格を際立たせています。
 この教説にもとづき、維摩居士と相対した場面を表した造形も行われています。また、一般にも「三人寄れば文殊の智慧」などのことわざでよく知られています。 普賢菩薩とともに釈迦如来の脇侍をつとめるほか、単独でも広く信仰されています。
 卯年の守り本尊像の造形はほぼ一定しています。獅子の背の蓮華座に結跏趺坐し、右の手に智慧を象徴する宝剣、左の手に経典を乗せ蓮華を持ち、密教では清浄な精神を表す童子形となり、髻を結い、この髻の数は像によって1,5,6,8の4種類があり、それぞれ1=増益、5=敬愛、6=調伏、8=息災の修法の本尊となる。
 また、騎獅の文殊、先導役の善財童、獅子の手綱を握る優填王、仏陀波利、最勝老人をしたがえる文殊五尊像も造形されました。
文殊菩薩のご縁日・・文殊菩薩の縁日は毎月二十五日です。
文殊菩薩の御真言・・「おん、あらはしやっのう」です。
文殊菩薩
文殊菩薩お守り
文殊菩薩厄年
卯年生まれの人の守り神は志固男(しこお)神です
神社関係でお祭りされ、卯年の守り本尊とされているのは志固男(しこお)神です。
<志固男(しこお)神とは?>
「しこのを」は強い男という意味があり、武神としての性格を表しているとされている。大国主神の別名。

下賀茂神社
住所:京都市左京区下鴨泉川町

下賀茂神社
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